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仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ感想と時系列【名言・ネタバレ】

ゲイツマジェスティ感想と時系列

Vシネマ「仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ」は、普通の高校生「明光院景都(みょうこういんげいつ)」の物語です。

テレビ本編の最終回で、常盤ソウゴがオーマジオウの力を使い、世界を作り直したため、ソウゴ・ゲイツ・ツクヨミはテレビ本編での記憶が消えている状況です。

本作では、ソウゴ、ゲイツ、ツクヨミは光ヶ森高校の3年生になり、最終回後の世界を描いています。

「仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ」の感想・ネタバレ、ジオウ本編の時系列、映画の名言などご紹介します。

この記事でわかること

  • 仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ感想・ネタバレ
  • 仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティの時系列
  • 仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティの名言一覧

ここから、ネタバレありの感想になります。

仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ感想・ネタバレ

「仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ」の感想を一言でいうとこちら。

普通の高校生「明光院景都」が、仮面ライダーゲイツに変身するまでの青春物語

ゲイツは普通の高校生

ゲイツは、光ヶ森高校の3年生であり、柔道でメダルを取る夢を持つ、普通の高校生です。

常盤ソウゴは親友であり、ツクヨミも友達、オーラやウールも同じ高校に通う高校生の世界です。

新たな世界では、ソウゴがゲイツの親友になっているのが、個人的には嬉しい描写です。

何かある度に、ソウゴが「親友だから」というのも、ゲイツの親友として歩く新たな未来を感じさせます。

高校生として順風満帆に過ごしていたゲイツですが、柔道の大会でケガをしてしまい、柔道を続けることができなくなります。

仮面ライダーバース・伊達明登場

ゲイツがケガをした後、主治医として登場するのが、仮面ライダーバースである「伊達明」です。

ゲイツを狙うカッシーンから、ゲイツを守るため、仮面ライダーバースに変身して戦います。

伊達さんが、オーズ最終回後も、医者として、そして仮面ライダーとして戦っている世界を見せてもらえるなんて、嬉しい限りです。

また、伊達さんから、オーズたちとの出会いについて語られるのも、胸が熱くなりました。

意外に面白いやつらと出会って、面白い人生が待ってた

白ウォズ・海東大樹の再登場

本作では、テレビ本編で消滅した白ウォズが再登場し、ゲイツが救世主になるように接触してきます。

ゲイツは、世界のリセット後に記憶をなくしているため、白ウォズのことも知らないし、仮面ライダーとして変身して戦った記憶もありません。

そして、仮面ライダーディエンドである「海東大樹」も再登場します。

転校生として、高校生の姿で登場したのはさすがに驚きましたが、海東大樹も何か目的があり、ゲイツに接触してきます。

仮面ライダーアクセル・照井竜登場

警察官として、仮面ライダーアクセルこと「照井竜」も登場します。

これからの進路をどうするか悩むゲイツに、警察官としてアドバイスする役割です。

ソウゴが、どうして警察官になったのか質問したときに、

俺に質問するな

といったのは、お約束のセリフでした。

なぜ警察官になったのかは、最初は「復讐だ」というのですが、仲間が俺を変えてくれたと話します。

仲間が俺を変えてくれた、街を守るために戦う刑事として

ツクヨミがゲイツのフォローをする場面では、「助けになってやれ」というのも、先輩としての風格を感じました。

伊達さんや照井さんに、ツクヨミがちゃんと「ありがとうございます」とお礼を伝えているのも、良いシーンです。

ソウゴがカッシーンに捕まった時に、ゲイツと一緒に照井竜も助けに来てくれるのですが、バイクからエンジンブレード取り出すときの重さの描写も懐かしいです。

漫画「風都探偵」では、仮面ライダーダブル最終回後の世界が描かれており、仮面ライダーアクセルとして、ダブルの仲間として、街を守るために戦っています。

仮面ライダーカイザ・草加雅人再登場

カッシーンにゲイツが襲われそうになった時、仮面ライダーカイザが登場します。

ジオウテレビ本編でも、仮面ライダーカイザ・草加雅人は登場しているので、ジオウシリーズでは2度目の出演です。

だがあいつ、どこかで会った気がする

草加が、「どこかで会った気が…」と話していることからも、ジオウ本編のその後のストーリーであることがわかります。

ウェットティッシュで手を拭く描写があるのも、カイザらしいシーンです。

仮面ライダーゲイツの変身・記憶の復活

カッシーンに襲われ、仮面ライダーアクセルも苦戦を強いられている時、なぜ柔道をやっていたのかを思い出し、覚悟を決めます。

俺は柔道をやりたかったんじゃない、みんなを守りたかったから、だから俺に力をくれー!

そしてゲイツライドウォッチを押すと、記憶を取り戻し、仮面ライダーゲイツとして復活します。

高校生の明光院景都ではなく、ジオウ本編で戦っていた仮面ライダーゲイツの顔になりました。

仮面ライダーアクセル、仮面ライダーゲイツの、赤ライダー同士のダブルライダーキックは、とてもかっこよかったです。

記憶を取り戻したゲイツは、テレビ本編最終回の記憶を思い出すことになり、タイムジャッカーとの全ての戦いが終わったこと、歴史はリセットされたことを知ります。

ラスボス・アナザーディエンド

白ウォズが、アナザーディエンドになるのですが、ここでようやく海東大樹がディエンドの力を奪われたこと、ディエンドの力を取り戻すために、海東大樹とウォズと一緒に計画を立てたことが明かされます。

ではなぜ、白ウォズが復活しているのか、理由は

スウォルツのおかげで、いくつもの並行世界が生まれた、その一つで消滅を免れた

そして、なぜディエンドの力を奪い、アナザーディエンドになるかというと

ゲイツが魔王となる未来を放棄したので、自分が救世主になるしかない

そして、仮面ライダーゲイツの力も奪うつもりでした。

本編で白ウォズが持っていた「未来ノート」登場し、海東大樹が「4人のライダーが今ここに集結した」と書くことで、常盤ソウゴとツクヨミもベルトを手にし、強引に仮面ライダージオウの4人同時変身が実現します。

本編の仮面ライダーツクヨミの変身がジオウ最終回であり、同時変身は一切なかったので、ジオウ・ゲイツ・ウォズ・ツクヨミの4人同時変身を見れてとても満足でした。

ちなみに、記憶があるのはゲイツとウォズのみで、仮面ライダーに変身しても、ソウゴとツクヨミの記憶は戻っていません。

記憶がなくても、仮面ライダージオウとしてしっかり戦っているソウゴ、大丈夫、きっとこのまま最高最善の魔王になりそうです。

仮面ライダーゲイツマジェスティ誕生

海東大樹からのプレゼントで、2号ライダーの力を終結した「ゲイツマジェスティライドウォッチ」を受け取り、「仮面ライダーゲイツマジェスティ」が誕生します。

ゲイツマジェスティの変身音が、G3からクローズまでの2号ライダーの名前が勢ぞろいなので、何回か変身シーンを見直しました。

この時にウォズが、「祝いたくはないが、私のプライドにかけて…」ということで、いつもの祝辞を述べます。

祝え!闇に苦しむ人々を救い、未来に光を取り戻す真の救世主、その名も仮面ライダーゲイツマジェスティ!まさに生誕の瞬間である

ソウゴ以外も祝うのね、と思っていたら、ソウゴから「俺も祝ってよ」と言われ、ツクヨミからは「無理に祝われても、嬉しくないと思うけど」と言われ、ウォズ大変です。

最後は、グランドジオウのような「オール2号ライダーキック」である、「エルサルバトーレタイムバースト」がさく裂し、ディエンドの力は海東大樹に回収されます。

白ウォズは、ウォズに吸い込まれてしまい消滅、黒ウォズ・白ウォズを演じる渡邊圭祐さんの演技力は、本編と変わらず凄いです。

海東大樹はディエンドウォッチを取り返すために、ゲイツたちを利用したので、ゲイツに一発殴られてしまいます。

気に入ったよ、またいつか会おう

「俺たちの未来は俺たちが決める」と話すゲイツに、海東大樹が「いつか会おう」と言うので、いずれレジェンドライダーとして、2号ライダー同士として、ディエンドとゲイツが登場する未来もありそうです。

最後に、いつも「ジオウ」と呼んでいたゲイツが、「ソウゴ」と呼ぶのも嬉しいシーンです。

テレビ本編ラストで、死ぬ前に「ソウゴ」と呼んだゲイツが、ソウゴの親友として、共に生きる新しい世界の中で「ソウゴ」と呼ぶことができる、これからも新しい世界の中で、仲良くいてほしいです。

スウォルツの記憶

ゲイツの進路指導後に、オーラやウールに「話がある」というシーン。

さらに、ラストのゲイツの進路「救世主」を見ても、「これから面白くなりそうだ」と笑うのを見ても、

スウォルツは記憶を持ったまま、リセットされた世界にいる

または、どこかでタイムジャッカーとしての記憶を取り戻している、と考えるのが自然です。

この後、スピンオフでありTERASAで配信された、「RIDER TIME 仮面ライダージオウ VS ディケイド 7人のジオウ!」に続くとみられます。

仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティの時系列

本作、「仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ」の時系列が、仮面ライダージオウのテレビ本編後です。

「仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ」が、Vシネマとして期間限定で上映されたのが、2020年2月28日。

その前に公開されたのが、映画「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」で、2019年12月21日公開されています。

映画では、テレビ本編後、ソウゴ達は記憶を失っている状態で始まりましたが、記憶は蘇り、仮面ライダーとして戦うことになります。

そして戦い後、全ての人の記憶は消え、ジオウやゲイツたちの記憶も再び消えることになります。

なので、時系列としては、次のようになります。

時系列

テレビ本編最終回→仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション→仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ

今作で、記憶が戻ったのはゲイツだけであり、ソウゴとツクヨミは、記憶は戻っていません。

しかし、変身するライドウォッチは入手しているので、いつでも仮面ライダージオウに変身することができます。

夏映画である、「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」の時系列は別記事で考察しています。

仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ名言一覧

「仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ」には、いろいろな名言・名セリフがありました。

感想の中で、いくつか名言を紹介してきましたが、他に良かった名言や、名セリフをご紹介します。

人生何が起こるかわからん!だから面白いってことさ:伊達明

ゲイツがカッシーンに襲われた後に言うセリフ、伊達さんにとってもゲイツにとっても、この先の未来はわからない、だから面白いということです。

生きていくために大事なのは、何になるかじゃない、人に何ができるかだ:照井竜

照井竜が悩むゲイツに対していう言葉、復讐のために仮面ライダーになったアクセルが、人に何ができるかを考える仮面ライダーになっている、それだけで嬉しいシーンです。

俺は王様だから、人を守らなくちゃいけないんだ!

カッシーンに襲われたゲイツを、必死に守るソウゴが言う言葉、仮面ライダージオウの記憶がないとしても、人を守りたいというソウゴの気持ちが強くでています。

あいつの夢は最低最悪の魔王になることなんかじゃない…

ソウゴの夢をあまり肯定的に見ていないゲイツですが、それでもゲイツはソウゴが最低最悪の魔王にはならない、と信じている描写です。

また、所長に怒られる

高校生のゲイツに、捜査情報を勝手に話してしまう時に、照井竜が言うセリフ、所長を大切に思っている言葉であり、所長に怒られる照井竜が目に浮かびます。

君は未来において、最高最善の魔王としてその名をとどろかせる、たぶんね

ウォズが、記憶を失っているソウゴに対面したときに言うセリフ、ウォズもこれまでのソウゴとの時間で、ソウゴが最高最善の魔王になると信じている描写です。

「仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ」の中で、個人的1番の名言・名セリフがこちら。

命を捨てでも、守りたいものを守る、それが救世主のあるべき姿だ!

ゲイツ、かっこいいです、命を捨てでも守りたいものを守る、きっとテレビ本編のソウゴのこと言っているのだと感じました。

仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ感想と時系列【まとめ】

普通の高校生であるゲイツが、仮面ライダーゲイツに復活するまでのストーリーですが、レジェンド2号ライダーのアクセルやバースが、ゲイツに影響を与えていくのは、良い流れでした。

ダブルの時のアクセルも、オーズの時のバースもとても好きなので、テレビ本編の仲間達との絆に触れてくれるのも、胸が熱くなりました。

ジオウが召喚するライダーも、アナザーディエンドが召喚する敵も、今回登場した2号ライダーのシリーズである、「ファイズ、ダブル、オーズ」なのも良かったです。

また、仮面ライダージオウのテレビ本編の最終回から続く流れなので、テレビ本編での少しせつない終わりではなく、新たな時間を刻むソウゴ、ゲイツ、ツクヨミ、ウォズが見れたのも嬉しい描写でした。

ひっそりと見守るウォズでしたが、ゲイツから「ひっそりにしては目立ちすぎ」と突っ込まれているので、今後もソウゴやツクヨミと絡んでほしいです。

仮面ライダーゲイツのストーリーですが、仮面ライダージオウが好きな人だけでなく、2号ライダーが好きな人にも、是非見てもらいたい作品です。

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